故ジャニー喜多川氏の性加害問題を巡って、ジャニーズ事務所が新会社の社名をファンの公募で決めるという一部報道に厳しい声が上がっている。

 同事務所は2日に行う会見の中で、所属タレントのマネジメント業務を移管する新会社を設立、現在の事務所は被害者の補償に専念することなどを発表する見込みだ。

 ある芸能関係者は「新会社を設立することになったのは、スポンサー企業などの意向を受けてです。現体制とは取引できないと突き付けられましたから。それと同時に、7日の会見で変更しないと発表して猛批判を浴びたジャニーズ事務所という名称も、新会社では継承せずに新しい名前を付けることになりました」。

 だが、問題なのは新会社の社名をファンからの公募で決めるとされていることだ。これにはネット上で「ジャニヲタから新社名を公募して『いろいろあったけど心機一転頑張るのでよろしく!』でやり直そうと思ってんの?」「ジャニーズの社名変更は記念イベントじゃないんだよ」などと批判が相次いでいる。

 なぜ、ファンからの公募なのか。テレビ関係者によると、2つの理由があるという。

「1つは自分たちでは決めることができなかったからです。先月7日の会見の時から約1か月しかたっていません。世間が納得する社名をその短期間で決めるのは難しい。それにファンに決めてもらえれば、あれこれ言われても『私たちが決めたわけじゃない』と反論できますからね」

 そしてもう一つがファンをつなぎ留めておきたいという思惑だ。

「ジャニーズのファンクラブ会員は1000万人にも上るといわれています。会費やコンサートチケット、グッズ収入など大きな収益をもたらしてくれる大事な存在です。ジャニーズとしてはこのファンたちが離れてしまうことが何よりも怖い。だとしたら、みんなを巻き込んで『どれがいい?』などと話題になってくれた方がつなぎ留めることができるのです」(同)

 思惑通りとなるか。