元NGT48で女優の荻野由佳(24)が初主演を務める短編映画「素敵に餃子道」(今冬公開)の撮影がこのたび、完了した。同映画は「東スポ餃子」の誕生秘話をもとにしたオリジナルストーリー。作品のリアリティー追求のため、実際に東スポ社内での撮影も行われ、荻野や俳優の布施博、ミス東スポ2023の酒井優衣らが来社し、撮影に参加した。
同作は新聞業界、食品業界に衝撃を走らせた「東スポ餃子」誕生に向けた関係者たちの熱き思いをテーマにした意欲作。荻野はスポーツ記者を志望しながらも実現せずに、3年連続で東スポ入社試験に挑戦する女性、関根亜衣役を演じた。
作品について「初めて、お話をいただいた時は『どんな内容になるんだろう?』ってびっくりしました」。その後、届いた台本を読み込むと「うわ、これは絶対に買って食べないといけない!と思って。いろいろなストーリーが詰まっていて、それにすごくキュンとするエピソードがたくさん入ってたりして、すごく楽しい映画だと思いました」と語った。
実際の新聞社の撮影では「あの、(通信社のニュースを伝える)『ピーコ音』が実際の撮影中にも流れてきたりして、すごくリアルだなぁと。すごくいい経験をさせてもらいました」と、笑顔を見せた。
業界での話題が先行する同作だが、「タイトルで引き付けられることもあると思うんですけど、餃子が好きな方はもちろん、映画としても興味を持たれた方はぜひ見に来てください!」と力を込めた。
一方、布施は東スポ餃子販売を思いついた東スポ編集局長役・瀬戸大輔を演じた。東スポ餃子を作ったことに「びっくりしたね! まさか新聞社が餃子を作っちゃうなんてね。新聞社がなんで餃子なんだよ!?」と豪快に笑い飛ばした。さらに「昔さ、東スポに“平成の火野正平”って書かれたことあるよ! でも本当のことだったからしょうがねえなあ(笑い)」と振り返った。
また、同作では様々な業界とのコラボも予定されている。第1弾として演歌歌手の水城なつみ(29)が本人役として登場し、新曲「恋のパシュート」を披露することも決定。この冬に開催予定の「ふるさと映画祭」への出品も正式に決まった。
今後もニンニクマシマシパワーの同作が世間に活力を与える。