ボートレース桐生のGⅠ「開設67周年記念 赤城雷神杯」(優勝賞金1100万円)は19日、12Rで優勝戦が行われ、山口剛(41=広島)が3コースからまくり差し快勝。通算52回目の優勝は、今年後半戦に弾みをつける10回目のGⅠ制覇となった。

 序盤戦は峰竜太と毒島誠の一騎打ちかと思われたが、4日目に毒島が不良航法(減点10)、峰が転覆(選責=減点5)とそれぞれ減点を取られ戦局は一変。優勝の行方は風雲急を告げた。押し出される形で予選を1、2位通過したのは青木玄太、藤原啓史朗というGⅠ未戴冠の2人だったが、役者は3号艇・山口が一枚上だった。

 イン先マイした青木がターンマークを外したのを見逃さず「あの旋回軌道しか思い浮かばなかった」という完璧なターンでズバッとまくり差すと、バックからは横綱相撲で青木を寄り切った。昨年の「グランプリ」トライアルで切ったFによるペナルティー明けのGⅠ初戦を勝ち切り、賞金ランクも23位まで急上昇。このVが「グランプリ」戦線への参加表明となった。