ボートレース桐生のGⅠ「開設67周年記念 赤城雷神杯」は17日、9~11Rで準優勝戦が行われた。準優はイン逃げ3連発で決着。18日は12Rで優勝戦が行われる。
準優戦9R、山口剛(41=広島)がイン逃げ快勝。「しっかりグリップするし、Sしてのぞく感じもある。上位の中には入ってます」と仕上がりも万全だ。
STもコンマ10。的確にトップスタートを決めてきた。「ペナルティー期間中にそこだけは鍛えてきました。レースは相手があることだけど、Sは自分との勝負。グランプリで4センチの差でFを切った。どこまで行けるのか。しっかりと感覚を磨いてきた。だから、Sは去年より進化しています」と胸を張る。昨年12月の大村GPトライアル2nd初戦でF。このため一般戦回りが続いていたが、その間にしっかりとS力を磨き上げてきた。
「枠、メンバーによって出足を良くするか、プレッシャーをかけるか考えます。エンジンは反応する」とニヤリ。センターからのS駆けに要警戒だ。