ボートレース福岡のSG「第69回ボートレースメモリアル」の前検が21日に行われた。エンジン抽選では桑原悠(36=長崎)が注目の61号機を引き当てた。

 まさに残り物に福だった。その行方が最も注目されていた61号機。前走の岩崎正哉が準V、3節前の石丸海渡がVなど3優出2Vという実績機。出足、伸びとも高水準で紛れもないSランク、横綱級の評価だ。前田将太が「61号機は違いますね。あれが抜けている」と地元勢も絶賛するパワーだ。
 
 しかし、エンジン抽選が進んでも、なかなか「61」のコールがない。選手からも「出ないな」「本当に入っているのか?」とザワザワし始めたが、とうとう出場52選手中51選手が抽選を終えても61号機を誰も引くことはなかった。

 そして、ラスト52番目に満を持して抽選器を回した桑原が61号機をゲット。会場も歓声と拍手に包まれ大いに盛り上がった。桑原は「回った後の足は良かった。(良機で)緊張するけど、楽しみたいですね」と特訓で確かな手応えをつかみ、期待を膨らませていた。