7月14日に公開されたスタジオジブリの映画「君たちはどう生きるか」のパンフレットが8月11日から、各上映劇場やオンラインストアなどで発売された。

 同作は事前に宣伝は行われず、あらすじやキャストなども一切発表されないまま公開日を迎えた。それでも7日の発表では、公開24日間で観客動員数361万人、興収54億8000万円を突破と大ヒットしている(興行通信社調べ)。

 公開から1か月が経ち、ようやくパンフレット(税込み820円)が発売となった。表紙はポスターと同じアオサギのイラストで、内容もほとんどが絵。主題歌の歌詞や、宮崎駿監督の企画覚書などは掲載されているが、映画のストーリーや制作背景についての詳細な解説、監督やキャストへのインタビューはなかった。異色のパンフレットとなっており、早速ネット上では賛否両論だ。

 一部の人がパンフレットで解明されると期待していた〝謎〟も全く解けることはなかった。それは主人公・牧眞人の父・ショウイチの声を担当した木村拓哉だけなぜ「特別出演」という扱いになっているのかということだ。

 映画関係者は「ジブリ作品に過去に出演した人も声を担当しているので、公開直後から木村だけがなぜ特別扱いなのか、どこが特別出演なのか、モヤっとする観客は多かった。パンフレットでもその理由は不明のままです」。

 公開された後もストーリーをめぐってさまざまな考察がなされている。いろいろと謎が多い作品だ。