死亡が報じられた米ラッパーで350万人のフォロワーを持つインフルエンサーのリル・テイ(14)と兄ジェイソン・ティアン(21)の生存が確認され、訃報が発表された本人のインスタグラムアカウントは何者かが不正侵入し、悪質なニセ情報を流したものだったことが判明した。米ニュースサイト「TMZ」が10日報じた。

 リル・テイはTMZに声明で、「兄も私も無事で生きていることをはっきりと伝えたい。(ニセ情報に)傷つき、どう言えばいいのか分からない。とてもショッキングな24時間だった。昨日は一日中、愛する人たちからの絶え間ない悲痛な涙の電話を受け続けた」と記した。

 また、「私のインスタグラムのアカウントは第三者による侵入を受け、不快で誤った情報やウワサを広めるために利用され、名前さえ間違っていた。私の正式な名前はテイ・ティアンで〝クレア・ホープ〟ではありません」と続けた。

 インスタを運営するメタ・プラットフォームズ社は乗っ取られたリル・テイのアカウントを修復し、ニセ情報の投稿を削除したという。

 ただ、TMZは「なぜテイは(ニセ情報がアップされて)24時間も生存情報を発信しなかったのか、特にアカウントが乗っ取られたことを知っていたのに。それに〝死亡〟について、なぜ電話を受け続けたことなど不明点は多い」としている。

 7歳からインスタを始めたリル・テイは、高級車に乗って大量のドル札をばらまくなど、視聴者を煽るような動画を次々に投稿。物議を醸しながらもインスタグラムでフォロワーを増やし、その数は約350万人に上る。