映画「タイタニック」(1997年公開)のジェームズ・キャメロン監督が米ABCニュースに、タイタニック号とタイタンの類似点について語った。
米沿岸警備隊は22日、1912年に沈没した英豪華客船タイタニック号の残骸を探索する観光ツアー中に行方不明になった潜水艇タイタンの破片を海底で発見したと発表した。乗船していた5人の生存は絶望的だとした。
キャメロン監督は15年以上、33回にわたって潜水艇でタイタニック号を訪れ、調査してきたベテランだ。
「タイタニック号とタイタンの事故の類似性に衝撃を受けました。タイタニック号の船長は船の前方で氷について繰り返し警告を受けていたにもかかわらず、月のない夜に全速力で氷原に突っ込み、その結果多くの人が亡くなったのです。世界中で潜水艇が使われている中で、警告が無視された同じ場所で、非常によく似た悲劇が起きたことは驚くべきことだと思います」
タイタンにはオーシャンゲート・エクスペディションズのストックトン・ラッシュCEO(61=最高経営責任者)、英国人富豪ハミッシュ・ハーディング氏(58)、フランス人探検家ポール・ヘンリー・ナルジオレット氏(77)、パキスタン財閥のシャザダ・ダーウッド氏(48)と息子スライマン氏(19)の5人が乗船していた。
キャメロン監督は「伝説的な潜水パイロットであり、25年来の友人だったナルジオレット氏の死は現実的ではない。彼がこのような形で悲劇的に亡くなったことは、私にとってはほとんど受け止めることができません」と話している。








