俳優・永山絢斗容疑者(34)が大麻取締法違反(所持)の容疑で逮捕された事件で、捜査当局の〝本丸〟は都内の店「X」だという情報をキャッチした。多くの芸能人が出入りする同店では、かねて違法薬物の売買が行われているというタレコミが相次いでおり、当局は数年前からマークしているという。

 警視庁は永山容疑者の知人から情報提供があり、今年1月から同容疑者を内偵捜査していた。

 そして15日深夜、今年4月に東京・目黒区自由が丘にある自宅マンションで乾燥大麻を所持した疑いで逮捕した。さらにこの時に行われた家宅捜索で、ラップに包まれた状態の乾燥大麻約1グラムと吸引道具とみられる巻紙が押収。乾燥大麻を巻きタバコのようにして吸うジョイントという方法で常習的に大麻を使用していた可能性があり、16日午後に大麻取締法違反(所持)で再逮捕した。

 同容疑者は4月の所持については「記憶にない」と否認しているが、15日夜の捜索で押収されたものについては容疑を認めている。

 そんな中、警察の本当の狙いは、都内の店「X」だという情報をキャッチした。数年前から捜査当局には都内にある複数の店舗で「薬物の売人がいる」といった内容のタレコミが寄せられていたという。

「そのうちの1つの店舗『X』に、永山容疑者が出入りしていたという情報があるのです」(事情に詳しい関係者)

 実際にその店舗に行ったことのある客の話によると、客はスタッフに「いつもの」「前のアレがいい」などとオーダー。すると大麻が出てきて現金払いで購入するという。

 別の関係者は「違法薬物の販売で『X』の経営が回っているという話です。売ってくれる店員が常駐してはいませんが、購入してもバレないと評判。とりたてて質が良いというわけではないものの、とにかく品ぞろえが良くて何でもある。購入した客はトイレに行き、ふわふわと踊った後に『マンチ、マンチ』(大麻による食欲増進効果の意)とか言って、おつまみをむさぼるように食べていましたね」と振り返った。

 イベントなども開催される「X」は、違法薬物疑惑のある芸能人御用達の店。実際に逮捕されたことがある女性芸能人も通っていたことがあるという。

 テレビ局関係者は「『X』に行けば手に入るということで、その世界では知られています。大量に購入すると売人として疑いもかけられてしまうので少量で何度も買いに来るリピーターが多いとか。大通りに面していない店なので、目撃されてしまうリスクも少ない」と明かす。

 警視庁は永山容疑者の所持していた量から個人で使用する目的で大麻を所持していたとみている。

「X」が摘発される日が来るのだろうか。