「King&Prince」(キンプリ)が19日にテレビ朝日系「ミュージックステーション」2時間スペシャルに出演した裏でキンプリファンとSnow Manファンの〝熱い友情〟があった。
22日に平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太の3人がグループを脱退する。5人がそろって同番組に出演するのは今回で最後だ。デビュー曲「シンデレラガール」や、4月19日にリリースされたベストアルバム「Mr.5」に収録されている新曲「Beautiful Flower」を披露した。
歌唱直前に平野は「心を込めて、そして5年間、僕たちのことを支えてくださったスタッフの皆さん、そして5年間、僕たちのことをミュージックステーションで見てくださったカメラの奥の皆さんに、感謝をこめて。聞いてください『Beautiful Flower』」とあいさつして歌唱。最後に平野が「ありがとう」という歌詞を歌う場面では、マイクを持つ手が震えていた。
今回のMステは3年ぶりに観客を入れて放送。事前にキンプリとSnow Manの双方のファンクラブに対し、番組観覧の募集がかけられたが、そこで両者の〝友情〟がみられたという。
ある芸能関係者は「Snow Manファンは『スノ担だけど、ティアラさんに当たってほしいからスルー』『今回はティアラ優先にしてあげて』といった感じで『一人でも多くのティアラに最後のパフォーマンスを見せてあげたい』『見送らせてあげたい』という声がSNSで上がっていたのです。そんなスノ担にティアラも『気持ちだけでうれしい』と応えていました」。
22日をもって3人はグループを離れるが、卒業コンサートやイベントがないため、ファンが5人の姿をじかに見られる最後のチャンスだった。