ジャニーズ事務所の故ジャニー喜多川前社長の性加害問題が波紋を呼んでいる。ジャニーズJr.の中には、性加害を受けたシーンを収めた極秘動画――通称「Xファイル」を持つ者もいた。また、藤島ジュリー景子社長は14日の謝罪声明で、元ジュニアのカウアン・オカモト氏(26)の告発が事実かどうかは明言を避けたが、元ジャニーズタレントは取材に性加害は「あった」と証言した。

 一連の騒動の発端は、英国の公共放送BBCが3月、ジャニー氏からの性加害を受けたとする元ジャニーズタレントらの証言をもとにしたドキュメンタリー番組で問題を追及したことだった。芸能界で長年、指摘されてきたことが表面化。翌4月にはカウアン氏が日本外国特派員協会で顔出し会見し、性加害を受けたと告発した。14日にはついにジャニーズ事務所が沈黙を破り、ジュリー氏も顔出しで謝罪声明を発表した。

 世間から厳しい目を注がれる帝国が恐れているのが、性加害のシーンを収めた動画――通称「Xファイル」の存在だ。

 テレビ局関係者は「被害に遭ったジュニアの中にはジャニーさんから性加害されることを予期してケータイ、スマホでそのシーンを隠し撮りした者がいます。もちろん、被害の証拠として残すため」と言う。あるテレビ局プロデューサーもXファイルの存在は「関係者の間で知られています。それを使ってジャニーズを脅そうかと考える者もいると聞きます」と補足した。

 カウアン氏は4月の会見で、ジャニー氏の性加害のシーンそのものではないが、〝性加害現場〟を公開。それは東京・渋谷区にあるジャニー氏の自宅タワーマンションの居室を収めた動画で、ジュニアたち用のベッドや風呂が映っていた。当時15歳のカウアン少年が招かれた際、スマホの動画で撮ったという。ジャニー氏の性加害は基本的にこのタワマンで行われたとされる。

「Xファイルが外部に流出すれば、ジャニーズに致命傷を与えかねません」(前出関係者)

 また、ジュリー氏は14日の謝罪声明で、叔父にあたるジャニー氏が故人であるために事実確認できないとして、カウアン氏の告発に対する真偽の明言を避けた。

 ただ、元ジャニーズタレントは取材に、自身は被害を受けていないと首を横に振りつつ、他の所属タレントに対しては「ありました」とだけ証言。被害に遭ったジュニアに対する配慮からそれ以上は口をつぐんだ。

 Xファイルはまさにパンドラの箱。開けば超ド級のハレーションが起き、帝国が崩壊しかねない――。