ジャーナリストの木村太郎氏が16日、フジテレビ系「Mr.サンデー」に出演。岸田文雄首相襲撃事件を巡って議論されている、選挙演説での警備のあり方について語った。
事件についてコメントを求められた木村氏は「前回、安倍(晋三)さんの時と違って、安倍さんは元総理でしょ。今度は現職の総理大臣ですよ」と事の重大性を指摘し「その10メートルまで暴漢が近づくのを許して、爆弾を投げさせるって…。幸い爆発が遅れたからいいようなものの、2発目を投げようとしたら取り押さえたのは警察官じゃなくて、民間人ですよ。完全にあの時の教訓というのは何も生かされてなかったと僕は思いますね」と残念がった。
また、日本独特の有権者と距離の近すぎる選挙演説について賛否の声が出ているが、木村氏は「今日、岸田さん大分に行ったでしょ。厳重な警戒で人と人との間にずいぶん距離を取って、『変わったな』と思ったら、終わったらスタスタスタッと行ってグータッチしてるんですよ。あれだと今までと全然変わんないんですよ」とあきれ顔。
続けて「日本の選挙演説っていうのは、こういうスタイルしかもうできない。『やめろ』って言ったら『日本の民主主義の根幹に関わる』って言って政治家全部反対します」と分析した。
その上で「だから日本の選挙演説にはこういう危険が伴うんだと、逆に考えた方がいいと思う。悪いけど総理大臣が行く時ぐらいは金属探知機を置くとかね、爆弾よけの犬を置いとくとか、それぐらいのことはするだろうけど、『それじゃ危険だから遊説の仕方変えますか?』って言ったら誰もが『それは敗北だ』って言うに決まってるから、変わんないと思いますよ」と私見を述べていた。











