元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(53)が9日、ツイッターを更新し、大阪府知事選に政治団体「アップデートおおさか」から立候補するも落選した谷口真由美氏(48)を痛烈に皮肉った。

 谷口氏は打倒・維新、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)反対を訴え、知事選に挑んだが、現職の吉村洋文知事の圧勝劇となった。

 落選後、谷口氏が「男性型の選挙に女性が参入するハードルがある」などとコメントしたことに、橋下氏は「谷口さん、最後まで典型的な勘違いコメンテーターやった。あんなので支持を得られるわけがない。高視聴率の番組に出ていることで自分の主張が支持されていると勘違い」と出演していた「サンデーモーニング」(TBS系)での〝内弁慶〟だったと指摘。

 続けて「選挙はそんなに甘ないで。谷口さんの政治的主張が通るのは一部の仲間内と出演している番組内だけ。自分が徹底批判してきた政治が、実は有権者に支持されているという現実を知ったことは、遅きに失したが、谷口さんの人生において良かったと思う」と忠告していた。