嵐の松本潤が主演するNHK大河ドラマ「どうする家康」の第11話「信玄との密約」が19日に放送され「ローマ人」祭りとなった。

 第11話は三河国主となり、姓を徳川と改めた松尾と演じる家康が、今川領の駿河・遠江を狙う阿部演じる武田信玄と談判することになる。信玄に会いに出向いた家康だが、格が違うと信玄は出てこず。合わせて家康も出向かなかったのだが、意外な形で信玄との直接交渉へ進展。双方が今川領を攻め、切り取り次第で己の領地にするという密約を交わすことになった。

 これまでもたびたび登場シーンはあった〝阿部信玄〟だが、今回が本格的に出演するとあって、放送前から「顔面の圧力が強すぎる」と話題になっていたが、実際に松潤家康を圧倒するほどのインパクトで「信玄怖い」「阿部信玄つよすぎ」と話題になった。さらに、阿部主演の映画「テルマエ・ロマエ」で阿部が演じたルシウスと印象が重なることもあってか「ローマ人だな」「ローマ人がお茶持ってきた」と盛り上がった。

 そもそも今回の武田勢は阿部信玄もさることながら、武田郡最高指揮官・山形昌景役の橋本さとし、穴山梅雪役の田辺誠一といった面々も登場し、みんな彫が深いとあって「部下もみんなローマ人」「甲斐はローマ人だらけ」と「ローマ人」で盛りあがった。