東京映画記者会(東京スポーツなど在京スポーツ紙7紙の映画担当記者で構成)が選考する「第65回ブルーリボン賞」各賞が決定。助演男優賞は「沈黙のパレード」に出演したお笑いコンビ「ずん」飯尾和樹(54)が受賞した。国内の映画賞を獲得するのは初。
主演の福山雅治とは同い年。会った印象は「生意気言うようですけど、『こりゃ、売れるわな』って思いましたね」だった。「自分の同学年でモテる人っていたけど、それどころじゃなかった。長崎にいましたね、本当のスターは」
「スター」とは対照的な芸能人生を歩んできた。
「自分が床ずれするくらい寝てる時に、福山さんはドラマをヒットさせて。ミュージシャンとしてもすごいし」
劇中では福山と対峙するシーンがあった。スクリーンに2人だけが映し出されるシーンを目の当たりにし、「地球で一番感慨深かった。並んだなぁって。いや、実績じゃないですよ」。
福山の演技に対する姿勢には驚かされた。
「前室に2人でいる時も一切座らない。『何で座らないんですか?』って言ったら、『湯川(学=福山が演じる役名)さんっていうのは、スーツにシワがないイメージなんで』って。プロはすごいです。ずっと立ってましたよ。オレは座ってて。なんで立たないんだって話ですよ(笑い)」
自身は娘が殺された父親という役だった。
「僕は縁がなくて子供がいない。役作りで、娘さんがいる関根勤さんに聞こうと思ったんですけど、娘が殺されると想像させるのは悲しい気持ちにさせるだけと思ってやめたんです。イワイガワのジョニ男さんにも聞こうとしたけど、また同じ思いが出てきて。最後に野生爆弾のくっきー!に聞こうとしたら、『娘がかわいくてしようがない』って話し出して。また言えなくなっちゃった」
多くの芸人仲間が同作を見てくれたそうで、「相方のやすはメールで『見たよ、良かったよ』って、すごい上から目線で」。
普段から世話になっている関根と小堺一機にも絶賛された。
「2人とも『何か賞、取れるんじゃないか』って言っていただきました」と照れくさそうに明かした。











