20日に放送されたNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」で、福原遥(24)演じるヒロイン・舞と、赤楚衛二(28)演じる幼なじみの梅津貴司が結婚した。福原と赤楚がこのほど、その舞台裏を明かした。

 17日の放送で、舞と貴司がお互いの思いを打ち明けたが、この日の放送で早くも結婚となった。赤楚は「舞ちゃんと結婚するとは聞いていたのですが、告白した翌週の台本でもう結婚していたので驚きました」と展開の早さにびっくり。さらに「明確なプロポーズのシーンはなかったので、前の週にあった公園での告白がもうプロポーズなのかなと。よかったね、貴司……としみじみ思います」と語った。

 福原は「幸せになろうね」と2人で指切りするシーンについて、「ピュアでかわいらしいなと思いながら演じさせていただきました。指をさっと出すバージョンも試したのですが、最終的にはゆっくりと指切りすることに。でも、そのかみしめる感じがなんだか照れくさくなってきて、赤楚さんとお互い、恥ずかしがりながらの撮影になりました」と照れ笑いを浮かべた。

 赤楚も「すごく照れくさかったんですよ。指切り、自分が最後にしたのはいつなのか全然記憶がないですね。例えば10代だったらできますが、結婚した夜に大人になった貴司と舞ちゃんでゆっくり指切りするのが恥ずかしくて。しかも演出のディレクターから『見つめ合って!』と言われて、ますます恥ずかしくなりました。リハーサルでは照れ隠しで、ふざけたバージョンの指切りげんまんもやったのですが、それはナシということに。でも、そんな照れくささを乗り越えた分、すてきなシーンになったのではないかと思います」と振り返った。

 結婚パーティーでは、ウエディングケーキ入刀も。福原は人生初のケーキ入刀に「少しあたふたしてしまいましたが、本当にすてきなウエディングケーキに感激しました!」とにっこり。

 同じくケーキ入刀初体験の赤楚は「『俺、このまま結婚するのかな?』みたいな感覚になりましたが、2人で切るって難しいですね。僕がこの辺かな?と思った場所と舞ちゃんが切ろうとした場所がちょっと違って、『あ、そっちでいいの?』と心の中で思っていました」と笑った。