ボクシング前4団体統一世界バンタム級王者の井上尚弥(29=大橋)は、貪欲に勝ちを追い求めていく姿勢を示した。

 都内のWOWOW辰巳放送センターで31日に行われた「エキサイトマッチSP 井上尚弥 4団体王座統一戦」の収録に参加。スーパーバンタム級への転向について「今までは自分の体格にあった適正なところでやってきたので、それなりに自信はあったが、スーパーバンダム級はまだまだ未知なところがある」と率直な印象を吐露した。

 すでにフィジカルトレーニングも開始。詳細は明かさなかったが、筋肉量を増加中だという。「自信はこれからのトレーニングでつくっていくもの。これからは楽しみも自信も不安も、全部こう入り交じりながら過ごしていかなければいけない」と覚悟を口にした。

 米メディア「ESPN」が報じたWBO&WBC世界スーパーバンタム級王者のスティーブン・フルトン(28=米国)とのマッチアップにも言及。「そこを第一に交渉を進めているんじゃないかな」と認めた上で「勝ちに徹する。自分とフルトンの試合は面白い試合になると思うが、とりあえず勝つ。何が何でも勝つという気持ちでやる」と決意を述べた。

 プロデビュー後は24戦全勝21KOと圧倒的な戦績を誇るものの、KOにこだわりはない。さらなる快挙へ、まずは1勝目をつかみにいく。