6人組ガールズグループ「BiSH」が22日、東京・国立代々木競技場第一体育館でワンマンライブを開催。アンコールで、来年6月29日の東京ドーム公演をもって解散することを発表した。

 セントチヒロ・チッチは「私たちBiSHには大きな大きな夢がありました。私たちBiSHは夢だった東京ドームで6月29日、解散します」とファンに発表した。

 2015年に〝楽器を持たないパンクバンド〟として結成され、現在はセントチヒロ・チッチ、アイナ・ジ・エンド、モモコグミカンパニー、ハシヤスメ・アツコ、リンリン、アユニ・Dの6人で構成される。昨年12月24日に2023年でのグループ解散を電撃発表していたが、解散日などは未定だった。

 東京ドーム公演は結成当初から掲げてきた〝夢〟。グループにとって最初で最後となる大舞台で、約8年の活動に終止符を打つことになった。

 セントチヒロ・チッチは「結成当初からみんな東京ドームに立ちたいと思っていたけど、まさかかなううとは思ってなかった。BiSHにとっては大きなプレゼント。BiSHにとってすごく本望というか、一番いい場所で解散させてもらえるなと思いました。もうこれ以上の解散する場所がないくらいうれしい場所で、マジうれしい!という感じ。ほんとに8年間、目標と言い続けていたから」と心境を明かした。

 東京ドームでは、BOOWY、X JAPAN、FUNKY MONKEY BABYSら人気アーティストが解散ライブを開催。ハシヤスメ・アツコは「女性アーティストの方は少ない。自分たちが7~8年頑張ってきたことが解散で消えてしまうんじゃなくて、形として残る。やってきたことは間違いじゃなかった。解散は寂しい気持ちにはなるんですけど、残せると思うと最後に夢がかなう」と前を向いた。

 メンバーには今月頭に知らされた。セントチヒロ・チッチは「決まったときは衝撃であ然として寂しさもあったですけど」と戸惑いもあったとしながら「ゴールが決まったからには、もっと燃えていきたい」と、BiSHらしく残り7か月あまりの活動に全力投球だ。解散後についても「メンバーは個性豊かですし、いろんなことができると思うけど、いまはBiSHとして6人が奇跡的に揃ったことが幸せですし、目の前のことに集中したい。6月29日までBiSHを燃えたぎらせたい。それがいまのBiSHでやりたいことです」と言い切った。

 これまで横浜アリーナ、幕張メッセでワンマンライブを行い、大型ロックフェスに多数出演。昨年は初めてNHK紅白歌合戦出場を果たした。

 夢の舞台に到達しながら惜しい気もするが、メンバーは〝一番カッコいい瞬間〟に解散することを決めていたという。

 セントチヒロ・チッチは「8年活動してきて、自分たちが一番輝けるカッコいい瞬間がもうすぐ来るかも。みんなでたくさんの夢をがむしゃらにつかんできた。だから2023年に解散するのはBiSHにとってベストなタイミング。伝説を残せるようなBiSHでありたい」と語った。

 なお、この日の公演は「世界で一番綺麗なBiSH」と題し、初の試みとして、最新曲「サヨナラサラバ」や代表曲「オーケストラ」「プロミスザスター」などをフルオーケストラで披露した。