陸上界の発展に欠かせない〝黄金コンビ〟だった――。日本陸連アスレティックス・アワードが15日、都内のホテルで開かれ、TBSの世界選手権中継番組でメインキャスター務めた俳優の織田裕二とフリーアナウンサー・中井美穂が特別賞を受賞した。
1997年アテネ大会から今年7月のオレゴン大会まで25年にわたって13大会連続で〝大役〟を任され、陸上の認知度向上に貢献。2人は式典に欠席したが、ビデオメッセージを寄せて喜びを語った。
まずは中井が「こんな日が来るなんて思いもしませんでしたよね」と切り出すと、織田は「(呼び出されて)怒られんじゃないかなと思ってドキドキしてます」と冗談を交えつつ「25年ですか。長く続けるといいこともあるんですね」と感慨深げ。
放送開始当初、中井は「陸上は種目も選手も多いしそれを覚えるのがとてもじゃないけど大変でした」と振り返れば、織田も「陸上をまるで知らない私たちがやる無茶ぶり(笑い)」。
野球やテニスと球技出身だった織田は「陸上って僕にとってはトレーニングなんですよ。だから何が面白いのか分からないと最初はプロデューサーの方にお伝えしたんですけど、違うんですよ。そこでいろいろ聞いていくうちに陸上の扉をちょっと開いてもらって、それから時間をかけていくにしたがって沼にハマったなと」と、いつしか陸上ファンになっていたという。
中井が「ちょっと(沼が)深かったですね」とツッコミを入れると、織田は「シンプル・イズ・ディープ」と新たな〝名言〟を生み出してニヤリ。さらに「今は逆にテニス、サッカー、野球やっている人に、陸上に一回来てもらってそこで何か見えるんじゃないのかなと。(陸上の経験を)持ち帰って自分のところに戻ったときに多分ひと皮向ける可能性がある」と陸上と他競技の〝相乗効果〟に期待を寄せた。
今年でメインキャスターを卒業したが、織田は「これからの陸上界、みなさん頑張ってください。私たちは今度はテレビの前、もしかしたら現地に…。今後はビールでも持ちながらね」と観客として〝カムバック〟を予告。今後も何らかの形で陸上界との関係は続きそうだ。












