ガールズケイリンのリブランディング第3弾が13日、発表され、東京都内のホテルで記者会見が行われた。新コンセプトを「プロスポーツ競技のまんなかへ」とし、新しいロゴと新ユニホーム、新たなレース体系が発表された。また選手の過去の経歴にもフォーカスを当てた新テレビCM(31日からオンエア)も披露された。

 レース体系では、2023年度からガールズGPは「GP」と格付けとされ、先に概要が発表されていた高松宮記念杯内で行われる東西別勝ち上がりの「パールカップ」の新設、女子のみで開催される6レース制の1トーナメント「オールガールズクラシック」(23年度は10月に開催)を行うことを発表。さらに競輪祭内で行われてきたガールズグランプリトライアルは4R制の1トーナメント「競輪祭女子王座戦」に変更される。この3大会はいずれも「GⅠ」格付けで、優勝者はガールズGP出場権を獲得する。また24年度からはオールスター競輪でのドリームレース、アルテミス賞レースを廃止し、2R制の1トーナメント「女子オールスター競輪」(FⅡ)が新設されることなども発表された。

 新ユニホームは今年のガールズGPで先行着用(特別仕様で細部は異なる)され、31日を節初日とする開催からすべてのレースで着用される。会見で袖を通した小林優香(28=福岡)は「今までと違ってシックで洗練されたデザインになってますね。車番もわかりやすくなっていると思います」と新デザインも気に入った様子。またGⅠ新設には「1年走って賞金や競輪祭(ガールズGPトライアル)でガールズGPの出場権利を、という感じだったけど、途中のGⅠで権利が取れるからモチベーションになります」と感想を話した。