2022年ボートレースの総決算となるSG「第37回グランプリ」が13日に幕を開ける。舞台はボートレース発祥の地・大村。今年のSG戦線は3月の大村クラシックからスタートして今回の大村グランプリで締めくくることになる。

 初出場の上條暢嵩(28=大阪)はクラシック準Vと勢いをつけると、その後も9月の多摩川PGIヤングダービー、11月のGⅠ住之江高松宮記念でも優出と高いレベルで安定した成績を残し、最高峰のステージに上り詰めた。「大村から始まって、またここに来ることができた。グランプリは全選手が目指している舞台だし、来ることができて光栄です。初出場でいつもと違う感じはあるけど、気負いもないし、楽しんでいけそう」と決戦を前に声も弾む。

 引き当てた52号機はトライアル1st組の中では中堅級の評価だが動きは上々だ。「そのまま乗って違和感はなかったし、班での比較も悪くなかった。少し重さはあったけど、前検特有の重さかもしれないので、初日になってからどうかですね」と手応え自体は悪くない。

〝出世舞台〟となった得意水面で再び大暴れなるか――。昨年の住之江GPでトライアル1st初日に3連単13万円台の大穴が飛び出したように波乱含みの傾向もあるグランプリ。「チャレンジ精神で行くだけ」と意気込む若武者の全速強襲に夢を託す手は十分ある。