日本テレビ系音楽特番「ベストアーティスト2022」(3日放送)で、ジャニーズの人気グループ「KAT―TUN」が「Real Face#2」を披露した。ただ、その中で上田竜也(39)が田中聖バージョンのラップを織り交ぜたことで、ファンは騒然としている。

「Real Face」はKAT―TUNのデビュー曲。メンバーが次々と脱退し、現在の3人体制となってから新バージョン「Real Face#2」を発表していた。

 覚醒剤取締法違反の罪に問われ公判中で、知人女性への恐喝容疑で逮捕された田中はラップを担当していたが、新バージョンでは上田が後任として新しいリリックでラップしている。

「ところが番組でパフォーマンス中に突然、旧バージョンのラップを差し込んだのです。歌詞のテロップは新バージョンのままだったので、上田が急きょ変えたのでしょう」(音楽関係者)

 本来ならば「I’m a special Ha Ha 軽く突破 とっくの前から超えてるボーダー」という部分をわざわざ田中バージョンの「それは誰だ ha ha 俺はJoker dopeなrhymeで泣き出す嬢ちゃん」に変えたのだ。ここ以外は新バージョンのリリックでラップした。

「意味深なのは『Joker』というワードが入っている部分を選んで〝間違えた〟ということ。これは田中のMCネームなのです。単純なミスではなく、何かしらのメッセージが込められているとファンは受け取っています」(同)

 直後からファンの間では「田中へのエールなのか?」「ミスではないと思う」などと議論が沸騰した。

 上田は20年の日テレ系音楽番組「THE MUSIC DAY 2020」のジャニーズシャッフルメドレーで、NEWSのヒット曲「チャンカパーナ」を全く踊らないという〝事件〟を起こしていた。これに続いて、またまた日テレの音楽番組で議論を呼ぶ行動を起こした格好だ。