フリーの羽鳥慎一アナウンサー(51)が19日、司会を務めるテレビ朝日系情報番組「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)に出演。謹慎から復帰した出演者で、報道局社員の玉川徹氏(59)がコメンテーターを降板し、現場取材する立場として番組出演を続ける意向に示したことに「私も同じ思いです」と理解を示した。
この日の番組冒頭、スタジオではない別室に1人映し出された玉川氏は「今回の私の事実誤認のコメントにより、ご迷惑をおかけした電通および菅前総理大臣に対し、改めてお詫び申し上げます。このような事実に基づかない発言をテレビでしてしまったということ。それは私の慢心と驕りがあったからだと反省致しました。申し訳ございませんでした」と謝罪。
続けて「事実確認こそが報道の根幹である、その原点に立ち返るべきだと考えました。これまで私はスタジオでさまざまなニュースに対してコメントを続けてきましたが、これからは現場に足を運び、取材をし、事実確認をして報告する基本にもう一度立ち帰るべきだと考えました」と、コメンテーターを降板する意向を報告。自身の取材結果については『羽鳥慎一モーニングショー』で、お伝えする。そういう考えに私は今回至りました」と、現場を取材する立場に戻ることを明かした。
玉川氏の登場後、スタジオで、羽鳥アナは「基本に立ち返るというのは玉川さんの思いであり、テレビ朝日の考えであり、私も同じ思いです」とそれぞれ納得した上での結論であることを強調。「これから玉川さんは現場に足を運びまして、取材をして玉川さん独自の目線で取材、そして分析して番組で報告する形を取らせていただきます」と説明した。
羽鳥アナは「番組をご覧いただいている皆さんの信頼を回復できるように、これからもしっかりと番組作りを進めて参りたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします」と結んだ。
玉川氏をめぐっては、9月28日放送の同番組で、安倍晋三元首相の国葬での菅義偉前首相の弔辞が感動を呼んだことについて、「僕は演出側の人間。テレビのディレクターをやってきましたから。そういうふうに作りますよ。政治的意図がにおわないように」と発言。その上で「当然これ、電通が入ってますからね」と電通の関与に言及したが、翌29日の番組で「事実ではありませんでした」と謝罪した。
その後も10月4日まで通常通り出演していたが、局内外から批判は止まず。同局は玉川氏を10月5日から10日間、出勤停止する謹慎処分を下し、管理責任を問われた番組関係者らもけん責処分となっていた。












