情報番組「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)のレギュラーコメンテーター・玉川徹氏が29日、前日の事実誤認発言を生謝罪した。
玉川氏は28日の放送で、安倍晋三元首相の国葬で菅義偉前首相の弔辞について「これこそが国葬の政治的意図」だと指摘。「演出側の人間としてテレビのディレクターをやってきましたからね。そういうふうに作りますよ」「政治的意図がにおわないように。当然これ、電通が入ってますからね」と、いわゆる演出だと強調した。
この発言がSNSで大炎上。玉川氏は29日朝の生放送で「発言は事実ではありませんでした。さらに、電通は全く関わっていないことが分かりました」と神妙な顔で頭を下げ、謝罪した。
玉川氏はテレ朝報道局の社員。発言が騒がれるのは今に始まったことではない。今月5日にもエネルギー自給問題で、月曜コメンテーター・石原良純と舌戦を繰り広げたばかり。ただ局関係者によれば「正直、玉川さんを誰も止められないし、注意したりなんてできない」という。最大の理由は、同時間帯トップという番組視聴率だ。
「玉川さんの毒舌は、数字(視聴率)が取れる前から面白がられていて、ここ数年である程度確立した感がある。毒を吐いてくれるという意味で局も重宝しているんだ。玉川さん見たさに番組を見ている視聴者も多い。台本の流れを事前に伝えたり、『発言に気を付けて』とは言うけど、玉川さんの良さを消したくない」
たしかにビデオリサーチの調べ(関東地区)によると、同番組の平均世帯視聴率は2ケタ台に上るのはザラ。今月19日の放送では12・3%という高視聴率を記録した。テレ朝としてはそう簡単に手放したくないだろう。
今回の一件で、玉川氏の持ち味がなくならなければいいが…。












