東海ラジオはアイドルグループ「SKE48」の冠ラジオ番組「SKE48 1+1は2じゃないよ!」(月曜~金曜 午後9時40分~)と「SKE48 1+1+1は3じゃないよ!」(土曜午後10時~)が10月以降も継続することを発表した。

 2010年11月にスタートした「1+1は2じゃないよ!」は13年目に突入。2011年4月スタートの「1+1+1は3じゃないよ!」も来年4月に12周年を迎える。いずれも女性アイドルグループのラジオ番組としては異例の長寿番組となっている。

「2じゃないよ!」は昨年12月にビデオリサーチが行った中京圏ラジオ調査で12歳~29歳男性の同時間帯トップを記録するなど高い聴取率を誇るが、長く続いているのはこれだけが理由ではない。「今は全国区のタレントさんが番組をやってもなかなかスポンサーがつかない。でもSKEにはずっとスポンサーがついている。SKEの番組を応援しようという地元との結びつきがあるのが強みですね」(東海ラジオ関係者)というわけだ。

「SKEは地元に根ざしたアーティストということ。名古屋の地域でこれだけ人気があって、長い間、魅力を発信し続けるのは並大抵なことではないです。コンテンツの形は違いますがSKEもドラゴンズも名古屋の人に支持されているという点で同じです。アイコンとしての強さがある」(東海ラジオ・中村和範取締役兼制作局長)。10月5日で14周年を迎えるSKE48だが、〝地元密着路線〟は成功しているようだ。