政治学者の姜尚中氏が21日に、「サンデーモーニング」(TBS)に出演し、旧統一教会と自民党とのつながりについて言及した。

 番組では岸田改造内閣と旧統一教会との接点が次々と明らかになっていると報じた。政務三役73人のうち閣僚8人、副大臣11人、政務官12人の合計31人が、教団と何らかの接点を持っていたことが分かっている。 野党側の「政府として調査すべき」という要望に対して、政府は15日に「個人の政治活動に関するものであり調査を行う必要はない」との答弁書を閣議決定した。

 司会の関口宏は「政府の態度はこれでいいのかなぁと私は疑問にとらわれます」と首をかしげた。

 コメントを求められた姜氏は2つの問題点を指摘。「1つは小選挙区制になって旧統一教会が有力な選挙マシーンになったということ」。

 2つ目として「価値観が一致していたわけですよ。グローバル化になって家族、家庭、つまりアイデンティティーがものすごく大きな政治的なトピックになった。安倍さんは価値観と言ってたけど。あれは価値観外交だけじゃなくて日本の社会の根幹を揺るがす家族制度、その中での同性婚とか夫婦別姓とか。いわば社会秩序を乱すんだという考え方。彼らが言いたいことは家庭という所に実は一番力点があって。戦前で言うと国体明徴運動みたいなもんですよ。日本は不純な社会になってると。これを浄化しないといけないないと。ある種の原理主義なわけです。こういうのが今も続いていたという所をもう少し一般の人々は目を向けなきゃいけない」と話した。