「SKE48」の江籠裕奈(えごゆうな=22)が、シングル「君が大好き、みたいなんです」で20日にソロCDデビューを飾る。選曲やジャケット写真など、すべてに関わり、収録曲「夢現(ゆめうつつ)」では作詞にも初挑戦。11歳でデビューし、11年目のアイドル活動について「好きだから続けてこれた。私はただアイドルがしたいんです」と力を込めた。
江籠は2011年、SKE48の5期生として加入。最新シングル「心にFlower」でフロントメンバー入りするなど、中心メンバーとして活躍する一方、昨年3月にソロライブを初開催。今年6月の自身3度目となる単独ライブでソロCDデビューが発表された。
「ソロライブをやる中で、グループの曲を1人で歌うことに限度がありました。ソロ曲は1曲あったんですけど、もうちょっとあった方がいいよねとスタッフさんとも話していました。まさかソロシングルという形でデビューするとは夢にも思わなかったです」
表題曲「君が大好き、みたいなんです」は、約30曲のデモ音源を聴いて自らチョイス。歌詞を含めて片思いをテーマにした“ザ・王道アイドルソング”について「SKEにいる時なら歌わないだろうなという曲を決め手に選びました」と語る。 ジャケットの世界観を提案したほか、写真も選定し、メークアップアーティストも自ら決定。さらに、カップリング「夢現」では作詞にも初挑戦した。大まかな歌詞は地元・名古屋から東京・品川へ向かう東海道新幹線の移動中に、わずか約1時間半で書き上げたという。
ソロでは「SKEではできないことをしよう」「私のやりたいアイドルをやる」をテーマに、セルフプロデュースに近い形で活動している。
「私はもともとアイドルが好きで、アイドルになった。例えば、女優さんをやりたいですとかも特にないんです。アイドルがただしたいだけなのに、どう頑張っていけばいいのか分からなくなった時もあった。でも、SKEに10年いたからこそソロデビューできたとも思う。アイドルが好きで入ってきた後輩が、頑張って続けてたら、いろんなことができるかもしれない、もっとアイドルを楽しめるかもしれないなと思ってもらえたら。ちょっとした希望になれたらいいなと思うんです」
それでもソロデビューまでたどり着いた自身の活動については「私が正解でもないし、成功でもない」とアイドルの多様性を口にする。演技やモデルの仕事も経験したSKE人生についても「流れに身を任せていただけです」と笑って謙遜したが、「でも、嫌なことは一つもやってない。やっぱり自分の軸にあるのはアイドルなんだなって、いろんな仕事をやって気づきました。好きなアイドルを続けてこられたから、今がある」と力を込めた。
好評だった過去3度の単独ライブもセットリストや衣装、照明などすべてに関わってきた。今後の目標はツアー開催で「ライブのステージは、一番アイドルでいられる場所だから」と語った。
加入当時、11歳だった少女は、今はフロントメンバーとしてグループの中心的な立場でもある。
後輩の目にも今の江籠の姿は頼もしく映っているだろうが、「自分にできることをやるのに必死です(苦笑い)。しっかりしている後輩ばかりですし、心配していません。でも、昔から行動など見られて恥ずかしくないようにはしています」とアイドルとしてのプロ意識をのぞかせた。
☆えご・ゆうな 2000年3月29日生まれ 愛知県出身。2011年、SKE48の5期生として加入。15年の17枚目シングル「コケティッシュ渋滞中」で初選抜。最新シングル「心にFlower」では13回連続選抜入りし、フロントメンバーを務める。今年3月に初写真集「わがままな可愛さ」を発売した。












