2022年MTVビデオ・ミュージック・アワード(VMA)の授賞式が28日、米ニュージャージー州ニューアークのプルデンシャル・センターで行われ、会場を宇宙遊泳する宇宙飛行士として米俳優ジョニー・デップ(59)がオープニングでサプライズ出演。「仕事が必要だったから」と自虐ネタのジョークを飛ばし、会場を湧かせた。

 授賞式の冒頭でデップは、宇宙飛行士フィギュアのヘルメット部分に自身の顔だけを映像で合成して登場。開口一番、「みんな知ってる? オレは仕事が必要だから」と、この格好で出演した理由を説明し、観客の笑いを誘った。

 これは、元妻で女優のアンバー・ハード(36)が米紙ワシントン・ポストの投稿記事でデップを家庭内暴力の加害者扱いしたため、映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズなど出演予定だった作品から降ろされ、〝ハリウッドから干された〟ことをネタにしたもの。

 だが、デップは6月、ハードを名誉毀損で訴えた裁判で勝訴し、ハードには10億円を超える損害賠償命令が言い渡された。その後、デップはハリウッドに復帰。9世紀イタリアの画家で彫刻家のモディリアーニの生涯を描く伝記映画「モディ」で、アル・パチーノらと共同プロデュースするし、監督も務めることが今月発表された。

 デップは冒頭のCM明けに再び登場。「さあ音楽を始めようか」と告げ、授賞式がスタートした。デップが扮した宇宙飛行士フィギュア「ムーンパーソン」はMTV賞のイメージキャラクターだった。