吉本興業の岡本昭彦代表取締役社長(55)が8日、ABCラジオの番組「ラジオパーソナリティ帝王への道!兵動大樹の十番勝負 その8」に出演。社長就任直後の2019年の元「雨上がり決死隊」宮迫博之をめぐる〝闇営業騒動〟について言及した。

 岡本社長が就任後、メディアで語るのは初。騒動では宮迫は吉本を退社し、岡本社長も5時間を超える記者会見で、大きな注目を浴びた。

 岡本社長は「社長になる前後くらいで巷を騒がせた騒動が起こりましたから」と回顧。パーソナリティーを務めるお笑いコンビ「矢野・兵動」の兵動大樹は「あの1件で…」と話すのをさえぎるように「あの1件がとんでもない(社長として働く上での)筋トレですよね。筋トレ言ったら怒られるわ…」と素直な心境を述べた。

〝筋トレ〟の意味を理解する兵頭は「社長としてどういう風な言葉をかけるか、どういう風な行動をするか、社長たるもの」と、社長就任直後の振る舞いの大切さに理解を示すと、岡本社長は「名前は言えませんけど、東京と大阪のあるベテランの方が会社として『劇場を大事にしなさい』『若い子をキチンとみてやってくれ』と。それぞれ別々にお話をいただいて」と明かした。

 騒動に揺れる中で、第7世代など若手の芸人たちと食事をしながら、話を聞いたという。

 岡本社長は「もちろんテレビに出たい、ラジオも頑張りたいはあるんですけど、みんな全員が『劇場』と言うんですよ。けっこうそれは驚きで。『劇場でトリをやりたい』とか『劇場に自分たちのファンにたくさん来てほしい』とか。そういう話をずっと聞いてた」と告白。

 かつてテレビ出演などを第一に考えていた芸人とは違うことを痛感し「これは考えをはっきり変えないとダメだと。さっき言った(社長としての)筋トレの仕方を変えないとダメだ、と。もう(時代は)違うぞ、と」と闇営業騒動によって、若手芸人たちの〝本当の姿〟を知った驚きを語っていた。