メーガン妃(41)は23日、大型契約を結んでいる音楽配信大手スポティファイで、ついに新番組をスタートさせた。番組名「アーチータイプス」と題されたポッドキャストの第1回は、長年の友人で米女子プロテニス選手のセリーナ・ウィリアムズ(40)をゲストに迎え、「野望」について語り合った。

 米誌「ピープル」によると、メーガン妃は自身が11歳の時に見たP&Gの食器用洗剤のCMが女性だけを対象に作られていたことに「激怒」した話で番組を切り出した。同妃は、大統領夫人だったヒラリー・クリントン氏ら、当時影響力を持っていた人たちにCMは女性差別だと訴える手紙を送り、それが功を奏し、同社はCMのトーンを変えることにつながったと話した。

 メーガン妃は、その経験を通じ、「この社会はさまざまな形で女性を閉じ込め、女性を押さえつけ、女性にやっていいことと悪いことを指示しようとしているのだと気づいた」と振り返った。その上で、「いまだにその現実を忘れてはいない。特にこの数年間、変革が必要だとの思いは強くなった」と胸中を明かし、「11歳の私の声は少し自信を得て、少し大きくなったかな」と続けた。

 セリーナと同妃は「野望」についてそれぞれの思いを語り、その単語は「女性が口にすると、とても汚い言葉になる」との意見で一致した。

「私は夫と出会って交際を始めるまで、〝野望〟という言葉にそんなマイナスイメージがあることを個人的には感じたことがなかった」とメーガン妃。「でも〝野望〟を女性が口にするのは恐ろしいことだと誰かが言った。それ以来、ネガティブにとらえるようになり、数えきれないほどの少女や女性たちが、常に自分を目立たせないようにしている姿を嫌でも目にするようになった」と語った。

 セリーナは、男性と女性で「野望」のとらえ方は違うとし、女性が野心的で、目標を持ち、それを達成すると、成し遂げた方法に対する否定的な意味合いを持つと話した。

 ヘンリー王子&メーガン妃は2020年12月にスポティファイと複数年で2500万ドル(約34億円)の契約を結んだと報じられた。契約ではポッドキャストのコンテンツを提供することになっていたが、これまで番組制作は進んでいなかった。