ボートレース津のGI「第66回東海地区選手権」は11日、12Rで優勝戦が行われ、1号艇の松尾拓(32=三重)がイン先マイから逃げ快勝。デビュー7年目でGI初優勝を飾り、第66代東海チャンプを襲名した。
快速17号機を手の内に入れた今節は「エンジンを信用してレースに集中できた」と雑念に邪魔されることなくポイントを積み重ねた。しかし、東海のキング・池田浩二(42=愛知)の快進撃も止まらず予選は2位通過。松尾自身、優勝戦で1号艇が回ってくるとは夢にも思わなかったはずだが、準優12Rで事件は起きた。池田のフライング(F)だ。
「池田さんのFは信じられなかった。でも、それで自分が1号艇になるなら、その流れに乗ればいい!」
腹をくくって優勝戦に向かうと「自分の勘を信じてフルダッシュ!」の好Sを決め独走のゴール。「今年はSG出場の権利を取ることを目標にしていた」と言うが、この優勝で早くも3月の福岡SG「クラシック」の出場権をゲットした。
レース後には大時計前で水神祭が行われ、仲間にGI初Vを祝福された松尾は「コロナ禍でも思った以上にお客さんがいてうれしかった。特別な感じの水神祭になりました」と感慨に浸っていた。
すでにGIを制している羽野直也(25=福岡)、村松修二(29=広島)に肩を並べた114期の逸材は「初めて走る」福岡でも爪痕を残してくれそうだ。












