淫行事件からようやく復帰した極楽とんぼの山本圭壱(48)がいまだ厳しい状況にさらされている。

 大阪のMBS(毎日放送)の三村景一社長(62)が19日、大阪市内の同局で新春社長会見を行った。MBSラジオでは加藤浩次(47)がレギュラー出演する「オレたちゴチャ・まぜっ!~集まれヤンヤン~」(土曜深夜1時50分)が放送されているが、前身の「ゴチャ・まぜっ!火曜日」には相方の山本も出演していた。

 だが、2006年に山本が、10代の少女に飲酒をさせて性的暴行を行ったことで書類送検(不起訴)され、吉本を解雇されたことでコンビ揃って降板。リニューアルされた「オレたち――」には加藤だけが出演している。

 三村社長は以前に「吉本興業さんがどう考えているのかがあるが、出演に関しては現場の話をちゃんと聞いて、頭ごなしにダメだというつもりはない」と話したことがある。
 山本は昨年11月、10年ぶりに吉本興業への復帰を果たした。状況が変わったことを受け、改めて山本の出演について問われた三村社長は「今のところ、テレビ、ラジオともに現場から企画が上がったりという動きはないです」と明かした。

 加藤とともに全国で謝罪ライブを行い、後輩芸人の尽力もあって復帰はできたものの、完全復活への道のりは険しい。MBSに限らず、山本を地上波に復帰させたフジテレビ系「めちゃ×2イケてるッ!」でさえレギュラー出演には至っていない。

 テレビ局関係者は「もう少し、世間の反応が落ち着いたものでないとなかなか難しい」と指摘。ネット上でも「盛り上がったのは身内の吉本芸人だけ」「犯罪者の顔なんて見たくもない」と厳しい意見は多く、山本を出演させることはテレビ局にとってリスクが大きいのが実情だ。

 20日発売の写真週刊誌「フライデー」の報道で淫行疑惑が浮上したお笑い芸人の狩野英孝(34)も淫行が事実なら、山本と同様に今後の道のりは険しいものになりそうだ。