【中村舞インタビュー前編】瀬戸内7県を拠点に活動するアイドルグループ「STU48」が、3月に結成から5周年の節目を迎えた。最新シングル「花は誰のもの?」で初センターを務める中村舞(23)は、ドラフト3期生として加入してから約4年半。ファンや仲間の支え、アイドル活動を楽しむことを大切さを知って、夢に描いていたポジションに立った。
――新曲「花は誰のもの?」は〝トライアングルセンター〟として、中村さん、石田千穂さん、瀧野由美子さんの3人がセンターを務める
中村 私は初めてのセンターなんですけど、ミュージックビデオ(MV)を撮影したり、取材を受ける中で少しずつ実感が芽生えてきました。
――新曲を主題歌にしたドラマミュージックビデオも話題に。青春を奪われてしまった高校生たちが葛藤を乗り越えていく様を描いたドラマで、中村さんは演技初挑戦だったとか
中村 演じることの難しさを感じましたけど、自分が思うようにできた時は楽しかったです。メンバーみんなと同じ温度感で、演じられた時はうれしかったですね。(石田)千穂さん、ゆみりん(瀧野由美子)さんと私の3人は同級生の役だったんですけど、実際は先輩。ドラマでは「千穂」「由美子」と呼ばないといけなかったので、申し訳なくて、慣れなかったです(苦笑)。
――2018年1月に「ドラフト3期生」として加入。センターは目指してきた場所だった?
中村 そうですね。ただ2年前の生誕祭の時に、目標は口に出した方がいいと思って「センターになりたいです!」と言ったんですけど、そこからうまくいかなくなって(苦笑)。人気順位や数字にとらわれ過ぎて精神的も滅入ってしまった。でも、そんなことは気にしないで「楽しさを忘れず活動したいです」とファンの方に宣言したら、うまくいくようになって。
――そうしたら、初めてセンターにも抜てき
中村 そうなんです。いい意味で肩の力が抜けて、人の良さも認めることができるようになって、メンバーとも一緒に戦友みたいな感じで活動することができてます。月日を重ねてすごく仲良くなったのを実感します。
――ファンの存在も大きい
中村 めっちゃ喜んでくれて、一緒に泣いてくれる人もいたり、本当に家族くらい喜んでくれましたね。私はメンタル弱めな人なので「よく頑張ったね」って。
――同期であるドラフト3期生2人(沖侑果=おき・ゆうか、信濃宙花=しなのそらは)の存在は
中村 3人の仲はめっちゃ深まりました。沖ちゃんとは、ほんと小さなことでケンカばかりしてたんですけど、最近はケンカしてません!(苦笑)。ドラフト3期生だけで初めて4周年公演(1月30日)ができて、そこでまた仲良くなりました。一緒にセットリストや構成を考えながら思い出を振り返ってましたね。
――中村さんがセンターになったことを喜んでくれたのでは
中村 センターと発表された時、隣が沖ちゃんで「やったじゃん」とボソッと言われて(笑い)。宙花からはその夜に連絡が来て「おめでとう」と。「いつかドラフト3期生3人で一緒に入ろうね」と約束しました。これからも支え合っていきたいです。(インタビュー・佐藤愛生)
◆中村にインタビューを行ったのは4月。5月3日に開催する予定だった5周年コンサート(広島グリーンアリーナ)への決意も聞いていたが、複数メンバーの新型コロナウイルス感染が明らかになり、同1日に中止が発表された。メンバーの落胆は想像に難くないが、5周年コンサートは再度日程などを調整し、開催に向けて前向きに検討するとしている。
☆なかむら・まい 1999年4月4日、愛媛県生まれ。2018年1月に「ドラフト3期生」として加入。2ndシングル「風を待つ」(19年2月)で初選抜入りし、以後のシングルはすべて選抜入り。最新シングル「花は誰のもの?」で、初めてセンターに抜てきされた。ニックネームは舞Q、クエスチョン。特技はクラシックバレエ。












