青森競輪GⅢ「第4回施設整備等協賛競輪in青森」(縄文小牧野杯)は最終日の1日、12Rで決勝戦(V賞金350万4000円)が行われ、河端朋之(37=岡山)が4番手バック過ぎからまくって勝利。デビュー16年目でうれしいGⅢ初優勝を果たした。なお、4日間の総売り上げは55億6000万円超で目標の50億円をクリアした。
「世界のカワバタ」が金メダルを獲得した。
レースは嵯峨昇喜郎(23=青森)―根本哲吏(36=秋田)―新山将史(31=青森)が正攻法を選択。中団に河端―阿竹智史(40=徳島)が確保し、吉田有希(20=茨城)―山岸佳太(32=茨城)―中田健太(32=埼玉)―武藤篤弘(37=埼玉)が後方で周回。
吉田が赤板から何度も上昇するが、嵯峨に突っ張られた時点で関東ラインは総崩れ。根本がバックから番手まくりに出たが、世界と渡り合ってきた河端の豪脚が爆発。4番手から前団ををひとのみしてVゴールを駆け抜けた。
「阿竹さんがいたのでためるよりはしっかり仕掛けようと思っていた。誰よりも脚を使っていない位置にいたので周りよりもスピード差ができたのかな」
昨年秋にナショナルチームを卒業後、重度の腰痛を発症。しばらく戦線から離れた。「体がズレていて左脚で踏み込む力が弱くてバランスを崩している。トップスピードも以前に比べれば5、6キロは落ちているし、航続距離も短くなっている」と、理想の走りをするには程遠い状況だが、そんなハンディを背負いながらでも手にしたGⅢの栄誉。
「この優勝をきっかけにして、上位で頑張れるようにしたい」
ビッグレースでの活躍を誓ったバタヤン。ワールドクラスの走りが見られる日が待ち遠しい。












