小田原競輪FⅠが15日に開幕する。メインの12R特選で佐々木豪(30=愛媛)は長考の末に、河端朋之の番手回りを決断した。

 中四国は佐々木、河端、小倉竜二の3人。河端は「自分はどうあれ自力でやる」と自力のコメントを出した。あとは自在型に転向中の佐々木がどうするかだったが「河端さんとは連係したことも別でやったこともある。中四国でまとまりたい気持ちもあるけど、小倉さんを3番手にするのも…。どうしよう…」と大いに悩んだ。そして「小倉さんに決めてもらいます。『付け』と言われれば河端さんへ、『動け』と言われたら自力自在にやる」と先輩に委ね、四国の重鎮が到着するのを待った。

 しばらくして小倉が競輪場入りすると、佐々木はすぐに駆け寄って「明日よろしくお願いします。どうすればいいでしょうか?」とあいさつ。小倉は「俺は豪の後ろ。あとは自分の気持ち次第。3番手(を回るの)がイヤってことはないから、そこは気にするな」とだけ言って、自身の準備に取り掛かってしまった。

 困った佐々木はじっくりと考えて「河端さんと話してみます」と今度は河端を探しに行き、無事に話し合いを終えると「中四国まとまります。番手にいかせてもらいます」と意思表示した。

「(取鳥)雄吾や(清水)裕友さんには付いて、河端さんとは別というのはどうなのかって。大先輩すぎるので恐れ多いところがあったんですけど、ここは番手で頑張らせてもらうことになりました」

 まずは河端の強烈ダッシュにしっかり付け切り、あとは渾身のサポートで中四国ラインを機能させる。