玉野競輪場のGⅢ「開設71周年記念(瀬戸の王子杯争奪戦)」は28日に3日目を開催する。準決10Rに出走する太田竜馬(25=徳島)は、2日目の二次予選7Rをロング先行で快勝し脚に刺激が入っている。
一瞬のキレ味と瞬発力が武器の太田は決して航続距離が長いタイプではない。それでも、二次予選では長い距離を踏んで1着を手にした。番手を回った香川雄介(47=香川)も「太田にしては早かったね。気を遣ってくれたのかな」と喜んだほどだ。
「長いかな~と思って一瞬は迷ったけど、セオリー通りにラインで決めるならここかなと。タイミングよく行けました」
初日特選はハイペースで駆けた脇本雄太(33=福井)を相手に、中団3番手の絶好位を確保するも何もできずに終わった。「間合いを取ったけどまくれる感じは1ミリもなかった。脚力差を感じました」。それだけにこのレースは長い距離を踏んで悪いリズムを断ち切りたかった。
「バックからめっちゃ風がキツくて沈むと思ったが先行して脚をシンプルに使って出し切れた。(中3日の連戦で)急激に良くなることはないが、流れで戦えるように準備はしておく」
準決10Rは地元の新鋭・山根将太(24=岡山)がいたが、佐藤慎太郎(45=福島)が目標に指名したため「どうしたらいいか周りと相談しました。慎太郎さんが番手というし、ムリをせずに行こうかと。ここは四国が3人そろっているので自力でやります」と決断。
納得の別線勝負となったが、圧倒的なパワーの違いを見せつけて、いの一番にVゴールを駆け抜ける。












