落語家の桂あやめ(57)と桂二葉(35)が24日、神戸市の神戸新開地・喜楽館で「ひなまつり女流特集ウィーク」(2月28~3月6日)の発表会見に登場した。
上方落語協会の協会員約280名のうち、女性は20数名。昨年のひなまつりウィークでは男性の落語家も混ざっていたが、今年は女性だけで開催する。
あやめは「まだ1割にも満たないが、天満天神繁昌亭ができたころは4人しか女性の噺家がいなかった。女流ウィークをやっても、色物さんが2人入ってやっと過半数って感じだった。今は10年以上の人も増え、いろんなキャリアの人がいる」と満足そう。
あやめが入門したころは「女はムリ」「なれるわけない」という声が圧倒的で、女性落語家は10年に1人生まれればいいところだったというが、「繁昌亭という寄席ができたのと、朝の連続テレビ小説『ちりとてちん』で女の噺家を取り上げられた。2つ重なったのが大きい」と女性落語家が増えた要因を語った。
後進が育っていることについては「私は新作落語を選びましたが、落語に対していろんな人がいろんな挑戦をしないと、何が正解かわからないし、今もわからない。二葉ちゃんみたいに古典で評価される人も出てきましたが、いろんなやり方で全体が底上げして『女やけどうまい』じゃなく、普通に並んで評価されるようになってほしい。〝特徴・女〟くらいのいろんな才能が出てきてほしい」とさらなる才能に期待した。
そんなあやめに二葉が「露の都師匠とあやめ師匠がもがいてきてくれたからこそ」と感謝すると、あやめは「賞取った時に私らの名前出して、師匠(桂米二)の名前出せへんかったから、スネてるってウワサ聞いたで」とにっこり。
二葉は「どこに飲みに行っても、女の落語家というたら『あやめさんは知ってる』って言われる。都師匠、あやめ師匠の下の世代も追い上げてるでっていうのを見せれたら」と意気込んだ。
また、大相撲春場所の開催に先駆け開催される「大相撲ウィーク喜楽館場所」(3月7~13日、同所)の発表も行われ、好角家として知られる桂文福が「落語には相撲を題材にしたものが多い。落語ファンに相撲ファンにもなってもらいたいし、相撲ファンに落語に来てもらいたい。相乗効果になったらええと思いますね」とアピールした。












