グランプリVこそ手が届かなかったが、2021年は賞金ランク2位で大一番に臨んだ。名実ともに愛知最強の座を固めつつある平本真之に期待する。当地での強さはおなじみで、7月には優勝戦で池田浩二の1号艇を撃破。ターンの鋭さは今や艇界トップクラスとさえいえる。2022年こそ黄金のヘルメットをとこなめに持ち帰るべく、まずは今大会でスタートダッシュを狙う。

 磯部誠もグランプリを意識できる存在に成長。2021年は2020年ほどの勢いはなかったが、チャレンジカップ以外のSG7節に出場し、地固めの1年となっただろう。師匠・平本を倒して、地力強化をアピールしたい。

 ベテランの域に入った杉山正樹も一般戦なら常にVを争える実力者。安定したスリットと卓越したハンドルワークで舟券に貢献してくれるだろう。また、若手では2022年前期勝率で7・09をマーク。12月のルーキーシリーズで当地初Vを飾った吉田裕平も楽しみだ。


 ◇注目選手=前田篤哉(25)愛知支部120期

 過去4Vはいずれも「調整とかスタート勘が合う」という淡水場。このうち多摩川で3V。ホームプールが当地にもかかわらず、海水場で苦戦する場面が多かったが、前回当地のルーキーシリーズは予選トップ通過→V戦1号艇の活躍。優勝戦こそフライング艇にまくられる不運もあって2着と涙をのんだが、苦手意識を払しょくするきっかけになったはずだ。

 当地では来年2月には東海地区選手権、3月にも開設68周年記念とGⅠ戦2節が控える。周年はまだあっせんが決まった訳ではないが、地元選出のトップルーキーだけに出場は濃厚。地元の先輩レーサーを倒して、2022年大舞台へ弾みをつけたいシリーズだ。