人気アイドルグループ・櫻坂46が10日、東京・日本武道館で“再デビュー”から1周年を記念した公演を行った。

 昨年10月に欅坂46から現グループ名に改名。昨年12月9日に1stシングル「Nobody’s fault」を発売してから1周年を記念した公演は、前日9日と合わせ2日間にわたって開催された。

 この日が、初代副キャプテンを務めた守屋茜(24)と最年長メンバーの渡辺梨加(26)にとっては最後のステージ。2人は2015年、改名前の欅坂時代から1期生として在籍し、グループの中心メンバーとして活動してきた。

 アンコールでは卒業セレモニーが行われ、守屋は黒のドレス、渡辺は白いドレスで登場した。

 守屋は書いてきた手紙を読み上げ「6年間でたくさんの経験をさせていただきました。ここにいなかったら知らなかった感情にも出会えなかった。こんなにも人生経験ができて本当に幸せなアイドル人生でした」と回顧。

 一方で欅坂46時代、グループ活動が停滞した時期があり、改名に至った経緯もあるだけに、「決していいことばかりだったわけではありません。自分だけではどうしようもできないこともありました。けど、辛かったこともそういう経験があったからこそ強くなれて私の糧になっていきました。起こるすべてのことに意味があり、成長させてくれるのだと思います」と素直な心境を明かした。

 ファンをはじめ周囲の支えがあったからこそ「乗り越えられた」と語った守屋。涙を見せつつ「素敵なファンの方々ともっとたくさんのすばらしい景色を見たかったし、叶えたい夢もたくさんありました。でも、自分の性格はアイドルに向いてなくて。何事も正直でうそがつけなかったです。もっともっと賢く立ち回ることもできたのに…。私の力不足のせいで、この決断を選択してしまったこと…ごめんなさい」と悔しい気持ちをのぞかせた。

 今後について「新たな道で焦らず、ゆっくりちゃんと夢を叶えることができたら。大好きだったこの場所から離れてしまいますが、皆さんとこれからも心でずっとつながっています。そして、皆さんと会える日が来ることを願って、私も頑張ります」と約束した。

 また、渡辺も手紙を読み上げ「毎日があっという間に過ぎていきました。何気ない日常がすごく楽しかった」と、MV撮影や全国ツアーなどでのメンバーとの楽しい思い出を振り返った。

「でも、楽しいことばかりじゃなくて、苦手なダンスや思うように活動できなかった時期もあった。つらいことも悔しいことも悲しいこともたくさんあった」と、守屋と同じく改名に至ったグループ活動の停滞時期を吐露。その上で「そんなときに私の周りには大好きなメンバーがいて、いつも温かく見守ってくださるファンの方がいて、たくさん支えてくださるスタッフの皆さんがいて、皆さんがいてくれたから私はここまで頑張れました」と感謝した。

 なお、2人のグループ活動は今月19日のオンライントーク会が最後になる予定。関係者によれば、今後について2人とも現時点で未定だという。