ボートレース浜名湖のGⅠ「浜名湖賞 開設68周年記念」が10日に開幕した。晩秋の浜名湖決戦は3~5メートルの追い風コンディションで序盤からインコース主体の流れが続き、3連単万舟券は10Rの1本のみと本命基調で推移した。

 初日はセンターから機敏な立ち回りで、初出場の「周年記念競走」(GI出場はこれまでヤングダービーだけ)でいきなり初白星を飾った板橋侑我(25=静岡)の動きが最も光っていた。

 5Rを4コースからまくり差して快勝。エース格として名高い48号機のパワーを存分に発揮した。「1コーナーの押し感が良かった。アドレナリンが出てたのも良かったのかもしれませんね」とおどけながら冷静に振り返る余裕もあった。

 スリットでは「前へ出ていく」ほどで破壊力は文句なしにトップ級と威張れるが、1走して課題も見つかった。「道中が乗りづらくて、先頭を走っていてもこわごわと乗っていた。逆に言えば、合えばもっと出ると思うし、楽しみはあります」とエース機のポテンシャルを感じ取っている。

 今節はいつになくカメラを向けられることが多く「注目されるのはあまり好きではない」と、はにかみながらも「これをいい緊張感に変えたい」と気を引き締めて2日目以降の快進撃につなげるつもりだ。