芸能界には様々な共演NGが存在する。同じようなキャラクターがカブるパターンもあれば、ライバル同士のためという理由も。さらに「二度とやりたくない」といった例なども珍しくない。

 同じ事務所で共演NGというパターンもある。代表例はSMAPと嵐だろう。ジャニーズという同じ事務所でありながら、紅白以外の歌番組や互いの冠番組での共演はほぼない。また、ジャニーズは個々でのドラマの活動も多く、共演NG女優も少なくない。

「NGといえばキムタクと井川遥。『空から降る一億の星』というドラマで共演したが、井川の人気は当時ピーク。主役級ではなかったんですが、彼女のスケジュールに合わせて撮影時間が設けられていたため、キムタクが『何様!?』とキレたというのは有名な話」とあるテレビ局関係者。

 いまやテレビ界では最強ともいわれているマツコ・デラックスにも、共演NGが存在するというのだ。歯に衣着せぬ物言いが人気でもあり、それでいて周囲の空気も見事に読むマツコ。NGを出すのは、よほどのことだが、その相手とは「美輪明宏さんです」とある芸能プロ関係者。

 年の差は親子ほど離れているが、キャラクターが若干かぶるということのだろうかと思いきやそうではない。

「マツコにとって美輪さんは尊敬する人であり、楽屋にいると言えば、飛んでいくほど慕っている。むしろマツコにとっては共演したいと強く思っているくらい憧れの人ですよ」という。

 ではなぜNGなのかというと、「事務所の意向です。マツコが美輪さんに憧れているのは知っているけど、いざ共演させようものなら、マツコのズバリとした物言いは一切なくなるし、何でも『美輪様の言うとおりです』になっちゃうでしょ。マツコの良さが出ない。だから、マツコにはかわいそうだけど、心を鬼にして共演させないというスタンスでいるんだそうです」と同関係者。

 何とも珍しい共演NG例だが、最強といわれているマツコが憧れすぎるくらいの美輪の存在もまたさすが。ここ数年は紅白に出演し「美輪さんだけは生で見たい」と出演歌手が舞台袖に集まるなんて逸話も出るほどで、それほどのカリスマ性をいまだに放っている。共演したらあのマツコがどんなになってしまうのか、ちょっと見てみたい気もする。