ボートレース徳山のPGⅠ「第8回ヤングダービー」は23日、予選3日目を終了。4日目(24日)は予選最終日を迎え、準優進出へ向けて勝負の一日となる。

 現時点の得点率トップはGⅠウイナーの羽野直也(26=福岡)。この他にも記念タイトルを持つ実力派が順当に上位に並んでいるが、穴党の期待を背負ってベスト18入りを目指すのが、目下14位につけている売り出し中の女子レーサー高田ひかる(27=三重)だ。

 3日目4R、1号艇は前田篤哉(24=愛知)。スリットでは2コース下寺秀和(28=広島)が前にいたが、下寺をカベにして先マイ可能…のはずだった。しかし、そこに赤い刺客が――。3号艇の高田である。3カドから「全速」のスタートはコンマ10。伸びの威力もさることながら、ターンの切れも抜群でまくり快勝だ。

 初戦はインからコンマ29のスタート遅れ。2日目12Rは「調整失敗」とピット離れで遅れて6コースに追いやられるなど、序盤戦はチグハグなレースも目についたが「プロペラをやり直して良くなった」と3日目は調整が噛み合ってきた。

 最近、全国で猛威を振るう〝高田の伸び〟が誕生したのは「1年前からですね。最初はプロペラの調整に時間がかかったけど、だんだん仕上げも早くなってきました。前検日に必ず(プロペラを)叩いて、ギアケースもやります。今では初日の後半レースには8割方、仕上がっています」と伸び型で戦うノウハウは手の内に入れた。それに加えてアレンジも自由自在にできるようになり「2日目より伸びは落ちたけど、他の選手より直線は余裕があります。逆にターンのつながりは良くなっていました」と相手や枠番によって〝欲しい足〟を強調できるのが強みだ。

 日増しに調整が煮詰まってくればスタート遅れや、ピット離れでズリ下がることもなくなるはず。豪快に勝負駆けをクリアして準優に進む!