ボートレース宮島の一般戦が2日に開幕した。

 V有力候補が火花を散らした初日メイン12R「モンタドリーム」は1号艇・深川真二(46=佐賀)がイン逃げ快勝。2号艇・石川真二(50=福岡)が差しハンドルで際どく迫ったものの、これをしのぎ、SG2冠の実力を見せつけた。

 初日の動きが目立ったのは2連対率最高となる54・6%を誇る49号機の安河内将(31=佐賀)、そして地元戦で気合の入る抹香雄三(35=広島)だ。

 抹香の相棒は2連対率46・5%の57号機。2節前に福岡の新鋭・山ノ内雅人が念願のデビュー初優勝を果たし、前節も同郷の大先輩・辻栄蔵が手を加えた近況絶好調機だ。

 初日は9R5号艇で出走して3着。「スリット後の足が良くて、スタートで放って(アジャストして)もちゃんと出て行く。これだけ伸びてくれると、展開が見やすいですね」と見どころ十分の内容に頬を緩める。

 抹香は2007年11月に当地宮島でデビュー以降、A2級とB1級を行ったり来たり。A1昇級や優勝歴はなく、地元・宮島に至っては優出歴もない。「最近はペラ調整がうまくいかないことも多く、思うようなレースができていない」と悩みは尽きない。

 それでも「このエンジンと一緒に、いい方向に持っていければと思う。今大会でリズムを良くしたい」と前を向く。〝試金石〟ともなる今大会でどんなレースをみせるか、要注目だ。