【オートレーサーマシン図鑑114】藤本剛(61)山陽・13期

  山陽のベテラン・藤本の愛機名は「マジ」。「59(歳)か60の時に変えました。それまでは子供の名前を車名にしてたんですけど、女房に『なんかいい言葉ないかな』と話した。そうしたら、しばらくして『マジは?』と言ってきた。本当に『マジ?』って思ったよ。本気って書いてマジって読むけど、言われなくたって本気で走っているのに…。真面目に走っているのに、真面目に走らなきゃって感じなのかなあ」と笑顔を交えて教えてくれた。本気の「マジ」、真面目の「マジ」。両方の意味が含まれているようだ。でも「子供もいいと言ってくれている」と今ではお気に入りだ。

 その車名を考えてくれた夫人をはじめ家族で旅行に行くのが、いい気分転換になっている。「温泉が好きだから別府や由布院、長崎にも行く。結構、いろいろと行くよ。鹿児島にも行ったなあ」と九州を中心に様々な場所へ旅をしている。

 レースでは近況、「よかった」と話した9月の川口での優出(4着)もあり、状態は悪くない。軽ハンデを生かした逃げの展開を持ち味にしている。“本気(マジ)”の走りに要チェックだ。

☆ふじもと・つよし=1953年2月20日生まれ。福岡県出身。75年3月24日選手登録の13期。GI船橋オート祭(88年)をはじめ優勝回数は20回。同期は阿久津正夫、田中耕三、鈴木辰己、清水右也など。血液型=B。