【若松SGオールスター・カウントダウン】地元SGに燃える西山貴浩「優勝するためにすべてをぶつける」

2021年05月23日 12時56分

調整の引き出しも増えたと語る西山

◇ファン投票2位(2万9068票) 西山貴浩(34)福岡支部97期

 SG「第48回オールスター」が25日に開幕する。舞台はオールスター初開催となるボートレース若松だ。このビッグイベントに誰よりも燃えているのがファン投票2位と大躍進した地元の西山貴浩だ。昨年はグランプリ優出、GⅠ初制覇など一段と輝きを増した〝一等星レーサー〟に迫った。

 純地元の若松でのオールスターが決まった時から「若松は地元中の地元ですからね。オールスターには絶対に出たい。そして、何とかドリーム戦に乗りたい」と猛アピールしていた。

 その結果、ファン投票2位。出場権はもちろんドリーム戦2号艇も手に入れた。ただ自身は「2位というのはすごすぎますね。5位か6位でギリギリ、ドリームに乗れれば…なんて思っていたので」と少々、複雑な表情ものぞかせた。

 ファン投票の最終結果が出た直後の3月・福岡SGクラシック終了後には「振り返ってみると少し緊張していたのかもしれませんね」とつぶやいた。艇界ナンバーワンのお祭り男も3万票近く集まったファンの期待をヒシヒシと感じたようだ。

 もちろんオールスターを目前に控えた今は気合パンパンだ。「ボクにとって今年の最大のイベントと言ってもいい大会ですからね。ボクの全てを出して何とかして優勝したい。もうそれだけしか考えていません!」と大張り切りだ。

 昨年9月の徳山ダイヤモンドカップでGⅠ初V。そして12月に念願のグランプリ初出場を果たすとトントン拍子で優勝戦に駒を進めた。グランプリでは枠番抽選で1号艇を2度引くという〝運〟もあったが、その根底に地道な努力があったのも事実だ。

「もともとボクは出足系統を重視する調整です。安定した着を取るためには伸びよりも出足、回り足をしっかりさせた方がいいですから。1号艇で1着、他の枠では何とか3着以内という成績なら、まずは準優に乗れますから」という。

 しかし、GⅠ、SGで優勝するという大きな目標のためには新たな武器も必要だった。「やっぱり記念やSGで勝つためにはパンチも必要。そういう調整もいろいろと試してきました。出足中心というベースは変わらないけど、調整の引き出しもだいぶ増えましたよ。状況に応じていろいろやっていきたいですね」と不敵な笑みを浮かべる。

 地元オールスターではこれまで積み重ねてきたノウハウを全てぶつける。そのパフォーマンスから目が離せない。

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