【浜名湖ボート・PGIクイーンズC】遠藤エミが前づけ示唆「優勝だけを狙って走りたい」

2020年12月30日 19時23分

前づけを示唆した遠藤(中)。左は大山千広、右は今井美亜

 2020年の賞金女王を決定するボートレース浜名湖プレミアムGI「第9回クイーンズクライマックス」は30日、全てのトライアル戦を終了。大みそか31日の最終日12Rで行われる「QC優勝戦」のメンバーが出揃った。

 TR3走を2、2、1着と安定感抜群の走りで絶好枠1号艇を勝ち取った平高奈菜(香川=33)がV最有力だが、他も全て登録番号4000番台。98期の平山智加(香川=35)以外はいずれも100期以降と、世代交代が一気に進んだ今大会。広大な水面を誇る浜名湖での開催とあって、スピード自慢が集結した印象だが、スピードといえばこのメンバーでもトップといえるのが遠藤エミ(滋賀=32)だろう。

 トライアル初戦の6号艇は賞金ランク順だけに仕方がないとはいえ、抽選で決まる2戦目以降も5、4枠とツキがなかったが、連日の道中追い上げで3着3本。勝負強さを発揮してファイナルにコマを進めた。

 舟足に関しても「やれることはやって、出足、伸びともエンジンの力を出し切れていると思う。レース足はしっかりしている」と互角以上の気配に仕上がっている。

 それでも、今節は全般的に外コースからの攻めがなかなか決まっておらず、舟足が少々いい程度では厳しい状況で「優勝だけを狙って走りたい。進入コースは(内寄りに)動くことも考えたい」と、遠藤にしては珍しく前づけを示唆するコメントも。

 こうなると、彼女こそが優勝戦最大の〝惑星〟と言ってもいいはずだ。今節は随所で接戦に強いところを見せているだけに、前づけで展開がもつれるようなら遠藤にとってはチャンス拡大となるかも。

 このタイトルは、ここ2年連続で惜しい準優勝に終わっているが、2017年の第6回大村大会以来となる2度目のティアラ戴冠があっても驚けない。