ボートレース蒲郡「日本財団会長杯争奪戦」は22日、今節最大のヤマ場となった準優勝戦3番勝負を終了。23日最終日の第12Rで勝ち上がった6人によって、優勝戦が行われる。
シリーズリーダーの田中和也(大阪=36)が準優戦11Rもしっかり逃げ切って優勝戦1号艇を獲得。これで5連続優出となった。機力も万全の仕上がりで9月の徳山以来となる、今年4回目の優勝が狙える状態ではあるが、ファイナルには機力自慢の強敵も揃っており、一筋縄では収まりそうにない。
中でも連日、枠番を問わずピット離れで飛び出して、インコースを取り切っている後藤翔之(東京=34)が進入争いから、レースの鍵を握っていそうだ。この後藤の動きに対して、内枠の2人がどう対応するかが、見どころとなった。
後藤は「仲口さんのピット離れもいいので締め切れるかどうか、微妙ですね」と、初日ドリーム戦を制している主役の地元・仲口博崇(愛知=48)には一目置いている。
その仲口も「後藤選手がいくらすごく(ピット離れが)いいといっても、自分もやられることはないからね。簡単には入れないと思うよ。ただ、本音を言えば、2コースよりは3コースの方が好きなんだよね」と優勝戦を前にして、笑みを交えながらこう語っている。
仲口のコメントには、後藤と田中に進入争いで競り合いをさせて、内の2人の起こし位置が深くなったところをゆったりした3コースから握って攻めたい、との思惑も含まれているはずだ。
優勝戦はピット離れのいい後藤がどのコースを取るのか? そして仲口がそれにどう対応するのか? ここが一番のポイントとなりそうだ。












