【蒲郡ボート】ヤングダービーVの磯部誠〝凱旋〟「西山さんもついに俺に追いつきましたか」

2020年09月28日 20時40分

地元での前検で笑顔の磯部誠

 ボートレース蒲郡の一般戦が29日に開幕する。28日の前検日にはエンジン抽選、スタート特訓などが行われた。

 今節の主役は22日に終了した、びわこプレミアムGⅠ「第7回ヤングダービー」を制した磯部誠(愛知=30)だ。当地は地元プールだけにレース場関係者にも知った顔が多く〝凱旋シリーズ〟とあって、にぎやかな祝福攻めにあっていた。

 スタート特訓を終えて引き揚げてくる際には、両手を突き挙げ〝仮想ウイニングラン〟を思わせる!? ポーズでおどけるシーンもあった。

「記念タイトルを勝ったからといって何も変わらないですけどね。やっていることは何ひとつ変わってないし、これまでずっとやってきたことが間違ってなかったんだな、っていうのがわかったぐらいですかね。まあ(8月以降3Vで)これほどポンポンと勝てるとは思わなかったけど、ギャンブルには流れが重要ですからね」と冷静に語る余裕もあった。

 その特訓前には、仲のいい西山貴浩(福岡=33)がボートレース徳山でGⅠウイナーの仲間入りを果たしたのを見届けていた。「西山さんもついに俺に追いつきましたか(笑い)。やっと僕と同じステージにきたってことですね」と冗談交じりに上から目線で語れるのも、自他ともに認める〝兄弟分〟の間柄だからこそだ。

「でも、よく考えたら賞金ランクで俺、抜かれちゃったんだよなあ。まあ2人でグランプリに行けるよう頑張りますよ。いつまでも〝グランプリ知らんぷり〟じゃあダメでしょう」と豪快に笑い飛ばしていた。年間賞金ランキングで西山は13位、磯部は21位でともに、年末の平和島SG「グランプリ」出場を狙える位置にいる。ヤングダービー優勝直後のインタビューで「目標は次の蒲郡で優勝すること」と語っていただけに、必勝態勢を敷いて今シリーズに臨む。

 磯部は1990年9月8日生まれの105期生。ヤングダービーの優勝戦でも披露した差しを一番の得意技にしている。