人気アイドルグループ。「乃木坂46」の1期生・松村沙友理(28)が23日、神奈川・横浜アリーナで、卒業コンサート「さ~ゆ~Ready?さゆりんご軍団ライブ/松村沙友理 卒業コンサート」を開催した。

 コンサートタイトル通りに2部構成で、前半は松村の愛称〝さゆりんご〟が付いた「さゆりんご軍団ライブ」と題した公演を開催。松村が軍団長を務め、中田花奈、伊藤かりん、佐々木琴子の卒業生3人、現役メンバーの寺田蘭世の計5人からなるユニットで、オリジナル曲「白米様」をはじめ、乃木坂46の楽曲「ハルジオンが咲く頃」「何度目の青空か?」をパロディーにした「さゆりんごが咲く頃」「何度目の軍団か?」などを披露した。

 同軍団はアニメ好きの松村が仲間欲しさで2014年4月ごろに寺田、佐々木を誘ってなんとなく結成。ただ、その後に松村のプロデューサーとしての手腕がいかんなく発揮され、自由で楽しそうな活動をしてきた。

 松村の卒業で〝解散ライブ〟と銘打たれたこの日、松村は「さゆりんご軍団、解散ライブになります。さゆりんご軍団結成から7年…今日で幕を閉じます!」と宣言。ただ、軍団お決まりの〝茶番〟のような寸劇を繰り返しながら、楽しくなった松村は「さゆりんご軍団は…解散しません!」と結局、撤回していた。

 松村は2011年8月21日に乃木坂46の1期生オーディションに合格。デビューしてから全27作のシングルで選抜入り。白石麻衣(昨年10月卒業)、橋本奈々未さん(17年2月に卒業し、芸能界引退)とともにファンから「御三家」と呼ばれて人気を博した。