タレントのみちょぱこと池田美優が8日、「スッキリ」(日本テレビ系)に出演し、名古屋市の若者のたまり場〝ドン横〟で起きた少女へのわいせつ事件について言及した。

 名古屋市栄の「ドン・キホーテ」横の公園にたむろする若者が〝ドン横キッズ〟と呼ばれている。その中心人物とみられる尾島壮太郎(20)と浜田祐摩(24)の2容疑者が少女(16)を18歳未満と知りながら、名古屋市内のホテルでみだらな行為をしたとして、愛知県青少年保護育成条例違反容疑で逮捕された。

 尾島容疑者はSNSで、東京・新宿歌舞伎町の東宝シネマズ横に集まる〝トー横〟にならって〝ドン横〟を名付けたとし、自らを〝ドン横の王〟と名乗っていた。

 みちょぱは「2年くらい前からトー横という言葉をツイッターとかで見るようになって、最初は騒いだりとか、ゴミが捨てられているとかを見ていた。たむろすることは迷惑かけなければいいかな。私自身も公園とかで友達とかと集まっていたので悪いことじゃないとは思う。でもこうやって犯罪の方に手を伸ばしちゃうと悪いことになってしまう」とコメント。

〝ドン横の王〟についても「SNSで王とかと呼ばれている方が発信することで、行きたいと憧れる。学校や地元に友達がいない子達がそこに行って仲間を作ったりとか、SNSが広がったことで仲間内で騒いでいるうちに犯罪に手を伸ばしちゃうっていうのは、ただ集まるだけならいいんですけど、そこまでいくのは違うものだなと思う」と独自の見方を示した。

 自身の経験についても「私が中学3年の時、渋谷でサークルみたいなギャルサーを作ってやってた時は、ちゃんとした元サークルをやっていた大人が経営する下でやっていたので犯罪というものは一切起こらず済んだ。(今どきのキッズたちの中に)悪い大人が入って来ちゃったら話が変わってくると思う」とも話した。

 名古屋の事件のSNSでの反応についても「ネットでこの方(2容疑者)を知っていた人達は〝草〟とか、ちょっとおもしろがっているのがみえた。あまり悪いことだと思っていない、それ(事件)さえお祭りっぽくなっているのかなとも思う」とたむろするキッズの心境も推測していた。